ヨモギはキク科の多年草で、日本では古くから食用としてだけでなく、お灸のモグサとして使われたり、お風呂に入れたりと、様々な形で親しまれて来ました。
そんなヨモギを使ったカクテルを、新バーテンダー岡野正吾が考案。
桜餅のような風味を持つポーランド産ウォッカ「ズブロッカ」をベースに、日本の春を感じられるモヒートに仕上げました。
夏の暑い日に飲むラムとミントの爽快感あふれるそれとは異った趣で、柔らかな飲み口の後に広がるヨモギの優しい風味とほのかな苦味が心地良い一杯です。
そしてこの苦味、実はタバコとの相性がとても良いのも特徴。
健康増進法の施行により世の中の流れは禁煙へと進んでいますが、愛煙家の皆様には店内で喫煙可能な今のうちに、ぜひとも味わっておいていただきたいカクテルです。
暖かな春の宵、くゆらせた紫煙の下で一献傾けていただければ幸いに存じます。
BAR SANCTUARY