2021年9月14日(火)

お知らせ

休業期間再延長のご案内

緊急事態宣言の再延長に伴い、BAR SANCTUARYは9月30日(木)まで休業期間を再延長する事といたしました。

 

このようなお知らせをする度に、店を開けられない事へのもどかしさを感じておりましたが、今回はようやく少しずつですが光が見えてきたように感じております。

 

2回のワクチン接種を終えた方の数が人口の5割を超え、感染者数も減少傾向にあります。

 

街を歩いていると、緊急事態宣言の解除を待たずして営業を再開されているお店も増えてきたようです。

 

これについては賛否両論、様々な意見があると思います。

 

ひとつ言えるのは、収束の気配がやっと見え始めた今なお、飲食店経営者はこうした決断をせざるを得ない状況に追い込まれているという事。

 

以前も触れましたが、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令される度に、経営者は苦渋の決断を迫られています。

 

開けるも閉めるも酒を出す出さないも、それぞれが考えに考え悩みに悩んで出した結論です。

 

感染者数、医療の逼迫状況、感染対策、感染者が出た場合の対応、協力金、家賃、従業員の給与、雇用の維持、自身の生活等々…数え上げればキリがありませんが、あらゆる要素を考慮して最終的な判断を下しています。

 

そして一度「こう」と決めたら、あとはブレずに突き進むしかありません。

 

それなのに、店を開ければ歪んだ正義感を振りかざして自尊心を満たす「自粛警察」などという人の痛みがわからない輩に嫌がらせを受け、閉めたら閉めたで「飲食店は補償が出るからいい」などと他業種から疎まれる始末。

 

飲食業全般の社会的地位の低さを如実に表していると言っていいでしょう。

 

だからこそ、政府から真っ先に「悪者」として槍玉に上げられ、「コロナ対策しっかりやってます」というアピールの為の恰好の材料にされている訳ですが…。

 

そんな状況を少しずつでも変えていけるよう、BAR SANCTUARYは微力ながら飲食業、取り分けバーテンダーの地位向上に努めて参りたいと考えております。

 

政治の世界も転換期を迎えているようです。

 

我々飲食業に携わる人間が、誇りと希望を持って働ける世の中になる事を願いつつ、もうしばらく営業再開の日を待ちたいと思います。

 

 

BAR SANCTUARY